大坂、不調脱却なるか=ジョコビッチは偉業に挑戦―全米テニス
【ニューヨーク時事】テニスの四大大会今季最終戦、全米オープンは26日にニューヨークで開幕する。女子シングルスで2018年と20年に優勝した大坂なおみ(フリー)が主催者推薦枠を得て2年ぶりに出場する。
四大大会通算4勝で元世界ランキング1位の大坂は昨夏に女児を出産し、今季ツアーに復帰。最近は思うような結果を残せておらず、パリ五輪では1回戦敗退。今月中旬のシンシナティ・オープンは予選から臨んだが、本戦に進めなかった。
大坂はSNSで「現在の最大の問題は敗戦ではなく、自分が自分の体の中にいる気がしないこと」と、もどかしい思いをつづった。好転のきっかけをつかんで本番を迎えられるか。女子は2年前の覇者で世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)に安定感があるものの、混戦も予想され、大坂が本来の姿に近づけば得意の大会で躍進も考えられる。
男子シングルスの日本勢は、7月下旬にアトランタ・オープンを制してツアー通算3勝目を挙げた西岡良仁(ミキハウス)に期待がかかる。まずは5年ぶりに初戦を突破して勢いに乗りたい。錦織圭(ユニクロ)は出場しない。
パリ五輪で金メダルに輝いたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が全米で連覇を果たせば、四大大会通算25勝となり、男女を通じて歴代単独最多となる。7月のウィンブルドン選手権は決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に敗れて届かなかった。四大大会全制覇に五輪優勝を加えた「生涯ゴールデンスラム」達成に続く偉業なるかが注目される。
[時事通信社]
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