DeNAの東、立ち直って10勝=球団18年ぶり2年連続2桁―プロ野球
DeNAの東は立ち上がりに苦しんだ。一回2死後、川越、細川に対して追い込んでから連続四球。「先制点をあげてはいけないと丁寧にいった結果、球数を要してしまった」。初回から32球。それでも何とか無失点で切り抜けた。
直後に打線が3点を援護。その後はストライク先行を意識して切れのある直球に変化球を織り交ぜ、四回までスコアボードに0を並べていった。
味方の好守にも助けられ、失点は五回の内野ゴロによる1点のみ。自身も最後のイニングと意識した六回は、3番からの中軸を3者連続三振に仕留めてマウンドを降りた。
状態は決して万全とはいえない中でも、粘って試合をつくり10勝目。16勝を挙げて最多勝に輝いた昨季に続き、2桁勝利をマークした。2年連続10勝以上は、球団では2006年の門倉健以来だ。
18年に11勝で新人王となった左腕は故障に悩まされ、20年に受けた左肘の手術も乗り越えてマウンドに立っている。「こういう記録が作れるとは思っていなかった。もっと野球がうまくなろうという気持ちで取り組みたい」。さらなる高みを目指し、エースは腕を振る。
[時事通信社]
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