井上尚「判定許されない」=真夏の調整に自信―ボクシング
プロボクシングのスーパーバンタム級で世界4団体統一王座の防衛戦(9月3日、東京・有明アリーナ)に臨む井上尚弥(大橋)が21日、横浜市内の所属ジムで練習を公開し、「判定決着は許されない。仕留めるべき瞬間に仕留めるのがベスト」と気合を込めた。
今回は練習を追い込む時期が真夏のため、暑い日はランニングなどを夜に実施。「直射日光に当たらないことを意識して、体に無駄な疲労をためないように工夫した」と話す。気の緩みを排除して励んだスパーリングも順調で「一番よく練習したという自負がある。かなり追い込めた」と胸を張った。
今回は宣伝文句の一つとして「井上尚弥は、まだ完成していない」と掲げる。31歳の全勝王者は「まだまだ進化した姿を見せられると思う。楽しみにしてほしい」と自信たっぷり。相手となる元世界王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)に対し、「一発を気を付けないといけない。集中して試合を運びたい」とイメージした。
[時事通信社]
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