鈴木、怒りから冷静に=チーム救うサヨナラ打―米大リーグ
サヨナラの左前打を放ったカブスの鈴木はヘルメットを放り投げて喜び、チームメートにもみくちゃにされた。「勝利を決められるのは、やっぱりうれしい」。九回に3点差を追い付かれたカブスを救う一打で連敗を3で止め、本拠地のファンの喝采を浴びた。
それまでの4打席は凡退。球審の厳しい判定もあり、見逃し三振を2度喫していた。「自分に怒っていた」。ただ、最後は「至って冷静だった」。タイブレークの延長十回無死一、二塁。「走者さえ進められればいい」と気負わず、5球続いたスライダーを捉えて三遊間を破った。
メジャー3年目で初のサヨナラ打。プロ野球広島時代には2試合連続でサヨナラ本塁打を放つなど、その勝負強さが「神ってる」と表現されたこともある。「日米関係なく、最後に打てるのはすごくうれしい」。笑みを浮かべ、余韻に浸った。 (シカゴ時事)
[時事通信社]
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