笹生、楽しんだ2度目五輪=コースには適応できず―ゴルフ〔五輪〕
ゴルフ女子で2大会連続出場となった笹生優花は、最終ラウンドで82をたたいて通算17オーバーで終えた。59人中54位(棄権の1人を除く)。今年、メジャー最高峰の全米女子オープンで2度目の優勝を果たした実力者だけに、今大会の結果には到底満足できないが、自分なりに価値を見いだしていた。
「次は出られるか分からないし、経験するだけでもいい。選手人生でいろいろな思い出があってうれしい」。普段のツアーでは味わえない雰囲気を楽しめたと笑顔で言う。
前回は母の出身地のフィリピン代表で出場し、今回は父の母国、日本の代表。両親は現地で見守ってくれ、さらに「日本のお客さんが多く来てくれてありがたい」。新型コロナウイルスの影響で無観客だった3年前の東京五輪とは違った景色が見られた。
プレーの面では、コーチとスイング改良に取り組んでいる最中であることも影響したようで、フェアウエーを外すことが多かった。一つミスが出るとどんどんスコアが崩れていくようなコースの特徴に適応できなかった。
2週間後に控える今季メジャー最終戦の全英女子オープンで出直しだ。 (時事)
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕