2024-08-03 00:48スポーツ

「光栄」な五輪で苦戦=中島、経験は貴重―ゴルフ〔五輪〕

男子第2ラウンドの2番、ティーショットを放つ中島啓太=2日、ギュヤンクール
男子第2ラウンドの2番、ティーショットを放つ中島啓太=2日、ギュヤンクール

 五輪初出場の中島は、苦しい戦い。初日に続いてアンダーパーで回ったものの、伸ばし合いの展開に付いていけず「全然いいゴルフができていない」と険しい表情で言った。
 9、10番の連続バーディーなどがあったが、乗り切れない。アプローチが寄らずボギーとしたり、長めのバーディーパットがわずかに入らなかったりと、もどかしい場面も目立った。
 アマチュア時代から日の丸を着けて戦い、多くの経験をしてきた。今回の会場もアマだった2年前にプレー。「その時よりは上手になっているんじゃないか」とは言うものの、異なるコース設定に難しさを感じ「(池などの)リスクを警戒し過ぎている」と言う。
 男子の日本代表は自分と松山だけ。「2人しか来られていないし、すごく光栄なこと」と受け止める。来季の米ツアー参戦が目標の24歳は、技術や試合に向けた準備など多くを学べる最高の手本と濃密な時間を過ごす。残り2日へ「結果が求められている。積極的に攻めたい」と気合を入れた。 (時事)
[時事通信社]

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