保護司の複数配置を拡大=法務省が安全確保策
法務省は26日、保護司の安全確保に向けた対策を公表した。大津市で保護司の男性が殺害された事件を受けたもので、通常1人の担当保護司を複数配置する運用の対象拡大などが柱。全国の保護観察所長に対し25日に通知した。
従来は、経験年数が少ない保護司が初めて事件を担当する場合などに限って複数配置してきたが、対象を広げる。同省職員である保護観察官が、事件を担当する全ての保護司から事前に意向を聞き取った上で、希望がある場合は複数配置を調整する。
自宅以外の面接場所の確保を進めることや、保護司の相談体制強化なども盛り込んだ。
[時事通信社]
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