最低賃金、1050円台半ばへ詰め=上げ幅最大50円、協議再開―厚労省審議会
2024年度の最低賃金改定に向け、中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は24日、引き上げ額の「目安」について協議を再開した。最低賃金を全国平均で時給1050円台半ばとする方向で最終調整しており、同日中の決着を目指す。前年度の改定で最低賃金は43円引き上げられ、現在1004円。50円程度の増額が実現すれば、引き上げ幅は過去最大となる。
連合はこれまでの協議で、物価高や24年春闘での高水準の賃上げ状況を背景に、前年度を上回る引き上げを要求してきた。23日の協議では有識者の公益委員が大幅な引き上げ額を提示したもようだ。経営者側は、近年の最低賃金の上昇ペース加速が中小企業の経営に重しとなっているとの立場で、主張になお隔たりがあり、調整を急ぐ。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
北朝鮮、11月にICBM発射か=核実験の準備完了―韓国当局
-
東芝の松山、開き直って好投=社会人野球日本選手権
-
東京・三鷹の住宅で強盗未遂=複数の男が逃走、けが人なし―警視庁
-
大型台風21号、31日に台湾へ=先島諸島も高波暴風―気象庁
-
再エネ事業元社長ら逮捕=預託法違反容疑、改正後初適用―大阪府警
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕