教員業務「適正化が必要」=性暴力は厳正対応―文科白書
文部科学省は19日、2023年度の文部科学白書を公表した。長時間労働が問題となっている学校教員について「多くの仕事を担っている現状を抜本的に変え、業務の適正化を図る必要がある」と指摘。教育委員会や学校は、業務の仕分けや大胆な削減が求められていると訴えた。
中央教育審議会(文科相の諮問機関)が今年5月に取りまとめた働き方改革などの提言に触れ、省として対策を進める方針を表明。「『教師不足』も憂慮すべき状況にあり、志願者拡大のため教職の魅力を向上することが急務」と強調した。
教員の児童生徒に対する性暴力に関しては「断じてあってはならない。行為があった場合は懲戒免職とするなど、厳正な対応をするよう教委に指導している」と説明。教員と児童生徒とのSNSによる私的なやりとりの禁止といった防止策を紹介した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
スズキ、トヨタにEV初供給=来春生産開始、各国投入へ
-
古田島、背番号35に=プロ野球オリックス
-
法人所得、過去最高98兆円=3年連続で更新―国税庁
-
同性婚認めぬ規定「違憲」=「差別的取り扱い」指摘、国への賠償請求は棄却―二審判決2件目・東京高裁
-
9月中間売上高、過去最高=2972億円、新エリア開業で―オリエンタルランド
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕