沖縄知事、政府に抗議=米兵性暴力、通報徹底を要求
在沖縄米兵による性的暴行事件が相次ぎ発覚したことを受け、沖縄県の玉城デニー知事は3日、栗生俊一官房副長官と首相官邸で面会し、通報の徹底を求める岸田文雄首相宛ての抗議文を手渡した。栗生氏は、政府として情報共有の在り方を検討していると説明。「関係機関が連携できるよう進めていきたい」と応じた。
昨年12月と今年5月に発生した事件で、政府から県への情報提供はいずれも6月だった。
抗議文は「政府、県、地元自治体が情報を共有し、連携して住民の安全を確保する必要がある」と指摘。被害者が未成年だった12月の事件に触れ、「県に一切の連絡がなく何ら対応ができなかったことは大きな問題だ」と政府の対応を批判した。
玉城氏はまた、上川陽子外相と外務省で面会し、情報共有について改善を要請。上川氏は「関係省庁と検討していく」と述べた。鬼木誠防衛副大臣にも防衛省で抗議した。
[時事通信社]
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