復興シンボルの公園が開園=工事に一区切り―西日本豪雨・岡山県倉敷市
2018年の西日本豪雨後に復興のシンボルとして整備された復興防災公園「まびふれあい公園」が岡山県倉敷市真備町に完成し、3日式典が開かれた。計画に基づき市が19年から進めてきた復興工事に一区切りがついた。
同公園は西日本豪雨で堤防が決壊した小田川沿い約4.5ヘクタールに整備された。災害時の一時避難場所として活用され、中心部には多目的室や、避難者用の食料などを備蓄する倉庫を備えた建屋が立つ。平時はイベントなどにも使える住民の憩いの場になる。
式典で伊東香織市長は「復興のシンボルの場、真備の魅力を発信できる場として、ぜひ、いろんなご利用をお願いしたい」とあいさつ。テープカットの後、公園の設計に携わった建築家の隈研吾氏と対談した。隈氏は「いろんな使い方のアイデアがどんどん出てきて、想像しなかったような楽しい場所になる予感がしている」と話した。
[時事通信社]
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