南シナ海巡り中国に懸念伝達=比への防衛義務「揺るがず」―米
【ワシントン、北京時事】米国務省は27日、キャンベル国務副長官が中国の馬朝旭外務次官と電話会談し、南シナ海のアユンギン(中国名・仁愛)礁付近での中国の行動などについて「深刻な懸念」を伝えたと発表した。
フィリピンが実効支配するアユンギン礁付近では、比船舶に中国海警局の船舶が衝突し、比側に複数の負傷者が出るなど、緊張が高まっている。
キャンベル氏は会談で、中国側の動きを「南シナ海を不安定化させる行動だ」と批判。相互防衛条約を結ぶフィリピンへの米国の防衛義務は「揺るがない」と説明したほか、航行の自由や紛争の平和的解決を支持する姿勢を改めて強調した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
米下院、つなぎ予算延長法案可決=政府閉鎖、ぎりぎりで回避へ
-
葛西春、距離の奮闘実る=W杯複合
-
Xマスマーケットに車突入=2人死亡、60人超負傷―ドイツ東部
-
次世代モデル「o3」発表=論理的思考向上、グーグルと競争激化―米オープンAI
-
佐々木、カブスと面談=米大リーグ―報道
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕