葛西春、距離の奮闘実る=W杯複合
今季初の表彰台に「素直にうれしい。予備飛躍がどれだけ大事かも再認識できた」と葛西春は語った。標高が高い上、長く急な上り坂から始まる難コースに挑んだ距離では、「1周目は少しオーバーペースだと思ったが、2周目も維持できた」。6位と健闘すると、試技から好調で予備飛躍がトップだったジャンプのポイントで2位に順位を上げた。
喜びを表した後、「やっぱり優勝は本当にまだまだ遠い」との実感も口にした。開幕3連勝を遂げたハーゲンは抜群の走力を誇り、葛西春は5キロで1分以上の差をつけられた。今季終盤に控える世界選手権での金メダルを目標に、「ジャンプと距離、偏らずに両方強化していかないと」と気持ちを引き締めた。(ラムソー時事)
[時事通信社]
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