月裏側の土壌、地球に=世界初、中国探査機が帰還
【北京時事】月の裏側の土壌試料を採取した中国無人探査機「嫦娥6号」が25日午後(日本時間同)、地球に帰還した。中国メディアは一斉に「世界で初めて月の裏側の試料を持ち帰った」と伝えた。月の裏側には貴重な資源が眠っている可能性があり、世界は中国の分析結果に注目する。一方で「中国脅威論」もさらに高まり、宇宙開発を巡る米中競争は激化が必至だ。
嫦娥6号は5月3日にロケットで打ち上げられ、約1カ月後、月の裏側に位置する「南極エイトケン盆地」に着陸。2日間滞在し、ドリルなどを使って砂や石を採取した。本体の一部が計画通り、内モンゴル自治区の砂漠地帯にパラシュートで落下。急行した人員が、脇に中国国旗を立てた。
習近平国家主席は祝電で「人類史上初めて月の裏側の試料を持ち帰ったことは、宇宙・科学技術強国に向けた中国の象徴的な成果だ」とたたえた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
両陛下、思い出のオックスフォードに=カレッジ内を散策―英
-
岸田首相、在職1000日=戦後8人目、浮揚の兆しなく
-
モンゴル総選挙で投票=与党政権維持か
-
半井、江村が最終候補=パリ五輪旗手
-
丸、会心のサヨナラソロ=頼れる1番、打率トップに=プロ野球・巨人
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手