中東派遣の空母交代=米軍、任務長期化で
【ワシントン時事】米国防総省は22日、中東地域に展開していた海軍の空母「ドワイト・D・アイゼンハワー」を同日から帰航させ、別の空母「セオドア・ルーズベルト」を派遣すると発表した。イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ攻撃に伴う中東の軍事的緊張が8カ月以上続いており、任務の長期化を受けた交代となる。
アイゼンハワーは昨年10月のイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突以降、中東の紅海などに展開。イエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船攻撃などに対応していた。欧州経由で米国に帰還する予定。米メディアによると、中東派遣以前から任務が長引いていた。
[時事通信社]
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