2024-06-22 20:06社会

79年目、犠牲者に鎮魂の祈り=「慰霊の日」前に250人―沖縄

沖縄慰霊の日を前に、「平和の礎」の夜空に伸びた4本の「平和の光の柱」=22日夜、沖縄県糸満市の平和祈念公園
沖縄慰霊の日を前に、「平和の礎」の夜空に伸びた4本の「平和の光の柱」=22日夜、沖縄県糸満市の平和祈念公園

 太平洋戦争末期の沖縄戦犠牲者を追悼する79年目の「慰霊の日」を前に、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念堂で22日、前夜祭が開かれた。遺族ら約250人が参列し、犠牲者に祈りをささげた。
 午後7時すぎに「平和の鐘」が響くと、遺族代表が祈念堂前で鎮魂の火をともし、参列者は黙とうをささげた。その後、遺族らが献花台に花を手向けた。
 主催した公益財団法人沖縄協会の清水治会長(70)は「恒久平和の実現を訴え続けていくことを誓い、謹んでみ霊のご冥福をお祈り申し上げる」とあいさつした。
 犠牲者の名前が刻まれた「平和の礎」では、上空にサーチライトを照射。夜空に伸びた4本の「平和の光の柱」に、参列者は戦没者の冥福と平和を祈った。 
[時事通信社]

沖縄慰霊の日を前に、「平和の礎」の夜空に伸びた4本の「平和の光の柱」=22日夜、沖縄県糸満市の平和祈念公園
沖縄慰霊の日を前に、「平和の礎」の夜空に伸びた4本の「平和の光の柱」=22日夜、沖縄県糸満市の平和祈念公園
沖縄慰霊の日の前夜祭で、火をともす戦没者の遺族代表=22日午後、沖縄県糸満市
沖縄慰霊の日の前夜祭で、火をともす戦没者の遺族代表=22日午後、沖縄県糸満市

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