2024-06-13 15:46経済

小池、蓮舫両氏、動き本格化=都知事選告示まで1週間

記者団の取材に応じる東京都の小池百合子知事(写真左=13日午前、都庁)と、立憲民主党の1期生議員と懇談する蓮舫参院議員(同日午後、東京都千代田区)
記者団の取材に応じる東京都の小池百合子知事(写真左=13日午前、都庁)と、立憲民主党の1期生議員と懇談する蓮舫参院議員(同日午後、東京都千代田区)

 自民、公明両党が実質的に支援する東京都の小池百合子知事(71)に、立憲民主、共産、社民各党が支える蓮舫参院議員(56)らが挑む都知事選(20日告示、7月7日投開票)。告示まで1週間に迫る中、両氏は動きを本格化させている。
 小池氏は立候補を表明した翌日の13日、約1年半更新していなかった公式X(旧ツイッター)を再開。生成AI(人工知能)による動画「AI YURIKO NEWS」を公開して、自身の政策をアピールした。
 一方で、現職として公務を優先する考えも示しており、午前には東京・永田町で開かれた「無電柱化を推進する市区町村長の会」に出席。2016年の初当選時に公約として掲げた「七つのゼロ」の一つである無電柱化について、「この5年間で3500本ほど、東京都の都道では(電柱の数を)削減してきている」と語り、実績を強調した。
 蓮舫氏は13日、衆院議員会館で立民所属の約20人の衆参1期生議員と懇談。「首都東京のトップとなり、皆さんと一緒に国をよくしたい」と、都政への強い意欲を改めて示した。
 蓮舫氏は5月27日に立候補を表明した。その後は、樹木伐採を伴う再開発計画が問題となっている明治神宮外苑への視察、都内での街頭演説などを精力的に実施。公約の発表に向けた準備も進めている。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集