イスラエル、人質救出で274人殺害か=ガザ中部で「虐殺」―地元当局
【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザの地元当局は9日、イスラエル軍がガザ中部ヌセイラトの難民キャンプを攻撃し、274人が死亡、約700人が負傷したと主張した。「虐殺だ」と非難している。イスラエル軍はヌセイラトで人質4人の救出作戦を敢行しており、多数の住民らが巻き込まれた可能性がある。
ヌセイラトは住宅密集地で、イスラエルは2カ所の建物から人質を奪還。激しい銃撃戦となり、ロイター通信によると、イスラエル軍報道官は「空と路上から応戦した」と述べた。
作戦でイスラエル側の特殊部隊員1人が死亡。パレスチナ側の死傷者について報道官は、「100人未満だと理解している。そのうち何人がテロリストかはわからない」と説明した。ガザの救急隊や住民はロイターに、女性や子供を含む多数の遺体が市場などに散乱していると語った。
一方、イスラム組織ハマスの報道担当者は8日、救出作戦のさなかに他の人質が死亡したと指摘。奪還は「人質に深刻な危険をもたらす」とけん制した。イスラエル軍は別の人質の死亡は承知していないという。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕