ウクライナ、ガザで協力確認=米仏大統領が会談
【パリ時事】フランスを訪問中のバイデン米大統領とマクロン仏大統領は8日、パリで会談した。両首脳はロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援や、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラム組織ハマスとイスラエルの即時停戦に向けて協力していくことを確認。イタリアで13~15日に開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)での連携も話し合った。
会談後、バイデン氏は声明を読み上げ、ウクライナ支援について「プーチン(ロシア大統領)が成功すればどうなるか。ウクライナだけではなく、欧州全体が脅威にさらされる。そんなことはさせない」と強調した。
一方、マクロン氏は中国による電気自動車(EV)などの過剰生産に「懸念」を表明。世界経済への影響は重大だとして「われわれは協調した対応が必要だ」と訴えた。
[時事通信社]
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