元小結大潮が死去=歴代最多の1891回出場―大相撲
大相撲で元小結大潮の波多野兼二(はたの・けんじ)さんが死去したことが1日、分かった。76歳だった。
福岡県八幡市(現北九州市)出身。1962年初場所、時津風部屋から初土俵。69年九州場所新十両、71年秋場所新入幕、78年初場所で自己最高位の東小結に昇進した。13回の入幕を経験し、88年初場所後に40歳で現役を退いた。通算出場1891回は史上最多の記録。歴代4位の通算964勝を挙げた。三賞は敢闘1回、技能1回。
引退後、92年4月に時津風部屋から独立して式秀部屋を創設。2013年1月に日本相撲協会を定年退職するのに伴い、出羽海一門の北の湖部屋付きだった元幕内北桜に部屋を継承させた。 (了)
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