2024-05-30 16:48World eye

アイスランドでまた噴火、昨年末以来5度目

【レイキャビクAFP=時事】アイスランド南西部レイキャネス半島の沿岸の町グリンダビクの北郊で29日、新たな火山が噴火した。同半島での噴火は昨年12月以降、5度目。≪写真は、アイスランド南西部レイキャネス半島で起きた噴火。沿岸警備隊が上空から撮影≫
 噴火は午後0時46分に始まり、アイスランド気象庁によると、一時噴煙が上空3500メートルの高さまで上がった。グリンダビク北郊では長さ推定1キロ超の地表の割れ目からオレンジ色の溶岩が噴き出した。
 国民保護・危機管理局は、約1時間半後には割れ目は3.4キロに伸びたとしている。
 グリンダビクの住民約4000人の大半は昨年12月の噴火に先立ち避難しているが、同局によると、残っている人や訪問者も新たな噴火を受けほぼ退避。温泉で有名な近郊のブルーラグーンへの訪問者も避難した。
 航空便への影響は予想されておらず、首都レイキャビクのケフラビク国際空港は平常通り運営されている。【翻訳編集AFPBBNews】

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