現職ナウセーダ氏が再選=対ロ強硬、中国に配慮―リトアニア大統領選
【ベルリン時事】バルト3国のリトアニアで26日、大統領選の決選投票が行われ、無所属で元エコノミストの現職ナウセーダ大統領が、シモニテ首相を下し、再選を確実にした。ナウセーダ氏は、ウクライナに侵攻したロシアに強硬な姿勢を取り、支持を広げた。
選挙管理委員会の暫定結果によると、ナウセーダ氏が約75%を得票した。大統領の任期は5年で、外交や安全保障を担当する。
ナウセーダ氏は選挙戦で、2021年に国内に開設された台湾の大使館に相当する「台湾代表処」の名称変更の必要性に言及。中国は「台湾」を冠したことに反発してリトアニアからの輸入を制限した。ナウセーダ氏は関係改善を図る方策として、名称変更に触れた。
リトアニアはロシアの飛び地カリーニングラードとロシアの同盟国ベラルーシに隣接。大国に翻弄(ほんろう)されてきたことから、中国の圧力を受ける台湾に同情的なことで知られる。ただ、ナウセーダ氏は経済面で中国との関係に一定の配慮が必要との認識を示している。
[時事通信社]
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