給食牛乳で体調不良、原因特定できず=児童生徒1000人以上―宮城
宮城県内の小中学校の給食で提供された牛乳を飲んだ児童生徒らが体調不良を訴えた問題で、仙台市保健所は7日、牛乳の成分などの検査では原因が特定できなかったと明らかにした。製造した森永乳業グループの「東北森永乳業」(同市宮城野区)に製造工程の点検強化などの指導を検討しているという。
牛乳は県内12市町の小中学校などに提供され、10市町の約120校に通う児童生徒1000人以上が体調不良を訴えた。森永乳業グループの担当者は「保健所や各自治体などと相談しながら今後の対応を進めていきたい」と話している。
[時事通信社]
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