電動車いすの規定見直し=書類確認で搭乗可能に―LCCのピーチ
電動車いすのバッテリーを目視できないことを理由に、女性が4月、格安航空会社ピーチ・アビエーションの便に搭乗できなかった問題を巡り、同社が社内規定を見直したことが7日、分かった。現物確認が難しい場合は、バッテリーの証明書などで安全に輸送できると分かれば、荷物として預けられるよう改めた。
見直し後も目視による確認が原則だが、難しい場合は車いすの取扱説明書やバッテリーの証明書などから車いすの型式、種類、仕様を特定。安全上の問題がなければ、預けられるようにした。ピーチは「障害がある方への合理的な配慮の観点や国の見解を受け、一部見直しを実施した」と説明している。
従来は利用客の事前申告に加え、搭乗当日に申告内容と相違がないか、係員が現物を確認するよう社内規定で定めていた。女性の車いすはバッテリーがカバーの内部にあり、目視で確認できなかったため、予定していた便への搭乗を断り、別会社の航空券を手配したという。
[時事通信社]
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