最終日は「女王対決」=山下、ショット安定―ワールドレディースゴルフ
昨季、2年連続の年間女王に輝いた山下が今季初優勝を視界に入れた。小さなミスが大きな痛手になる難コースだが、前日に続き60台をマーク。「ショットの縦距離が合うようになって、いいスイングができている」と納得のプレーだった。
チャンスホールの1番(パー5)できっちりバーディーを取ると、2番でも伸ばす好発進。もう一つ取って折り返した。ショットが安定すれば、パットも乗ってくる。10番で7メートル、11番で10メートルのバーディーパットを沈めて大ギャラリーの喝采を浴びた。
ただ、16番(パー4)でグリーン手前バンカーからの第3打を「ホームラン」としてボギーを打ったのは「もったいない」と悔しそう。終盤にぶれたショットは反省点になった。
今季8戦目。まだ優勝はないが調子は上向きだ。最終日は韓国ツアーで昨季賞金ランキング1位のイ・イェウォンを3打差で追う「女王対決」となる。「しっかりマネジメントをしていいショットを打てばチャンスはくる。自分らしいプレーで頑張りたい」と意気込んだ。
[時事通信社]
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