元白鵬「ありがたい」=転籍1カ月、心境明かす―大相撲
大相撲の元幕内北青鵬の暴力問題で師匠の立場を外れ、転籍先の伊勢ケ浜部屋付きとなった元横綱白鵬の宮城野親方が4日、東京都江東区の同部屋で取材に応じ、「幸せな環境で稽古ができることは、本当にありがたい」と心境を語った。
弟子らと共に移って1カ月が経過。厳しい稽古で知られる伊勢ケ浜部屋には横綱照ノ富士や3月の春場所で新入幕優勝を遂げた尊富士ら多くの関取が在籍し、夏場所に向けて活気ある稽古が続く。「稽古(の環境)としてはうちの部屋に足りなかったものがたくさんある」と実感を込めた。
自らまわしを締めて稽古場に立ち、力士と一緒に掃除などもこなしている。「共に生活し、共に頑張る。自分が知っているもの、身に付けているものを伝えたい気持ちで過ごしている」と胸中を明かした。
[時事通信社]
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