入院障害者に性的虐待疑い=病院職員4人、被害11人―福岡
国立病院機構大牟田病院(福岡県大牟田市)は2日、記者会見を開き、職員4人が身体に障害がある入院患者11人に対して下半身を触るなどの性的虐待を繰り返していた疑いがあることを明らかにした。
同病院によると、昨年12月に女性患者から「職員から下半身を触られた」と訴えがあり、職員や患者の家族に聞き取りをした結果、男性の看護師2人と介護士2人の計4人が、患者の男女11人の下半身や胸を触るなどの性的虐待が疑われる行為をしていたことが分かった。11人の中には国指定の難病「筋ジストロフィー」の患者もいた。
病院側は障害者虐待防止法に基づき、患者の居住先の自治体に通報。病院によると、患者11人のうち6人は虐待があったと認定され、1人は認定されなかった。他の患者については、自治体が調査している。関与を認定された介護士2人は既に自主退職したという。
会見で川崎雅之院長は「重大で卑劣な行為。被害者、利用者に深くおわび申し上げる」と謝罪した。
[時事通信社]
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