今永、未知の領域克服=初の中4日で快投―米大リーグ・カブス
今季6試合目。初めて中4日で挑んだマウンドだったが、見事な結果を残した。カブスの今永はメジャーで自己最長の7回を投げて無失点に抑える快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。
「低めに投げるメカニズムで高めに投げるから、打者は振ってくれる」と言う独特の伸びがある直球。各球団も警戒を強めているが、その上を行った。二回は1死一、二塁でベイダーを遊ゴロ併殺に仕留めた。三回は2死から安打と盗塁で得点圏に走者を背負ったが、マルテを投ゴロに打ち取り、拳を握った。直球主体に緩急を操り、計7奪三振。昨季46本塁打の4番アロンソから2打席連続三振を奪うなど3打席とも封じた。
これまで中5日以上の間隔で投げてきた1年目の左腕にとって、大リーグで一般的な中4日は「未知の領域」だったが、鮮やかに克服。「うまく相手の狙いを外せた。イニングを追うにつれて良くなった」と胸を張った。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]
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