宇宙ごみに接近、撮影=15年前のH2A機体―ベンチャー
宇宙ごみ(スペースデブリ)の除去を目指すベンチャー企業「アストロスケール」(東京)は26日、同社のデブリ除去技術実証衛星が宇宙ごみに数百メートルまで接近して撮影した画像を公開した。
撮影されたのは、2009年に衛星「いぶき」の打ち上げに使われた後、軌道上を周回していたH2Aロケットの第2段部分(全長約11メートル、直径約4メートル)。打ち上げ時はオレンジ色だった断熱材が、紫外線により濃い茶色に変わっていた。
アストロスケールは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した「商業デブリ除去実証フェーズ1」の実施企業に選定。JAXAの技術支援などを受けながら軌道上を周回する対象物体を追跡、接近する衛星を開発し、今年2月に打ち上げた。
同社は、実際にデブリ除去を行うフェーズ2の実施企業にも選定されており、除去用のロボットアームなどを持った衛星の開発を進める。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
今年度初の処理水放出が終了=次回は早ければ今月中―東電福島第1原発
-
大谷、3戦連発11号=ダル2勝目、日米通算198勝―米大リーグ
-
韓国政府懸念「丁寧に説明」=林官房長官、LINE行政指導で
-
衆院政倫審開催申し立てへ=4野党一致、8日にも
-
東京株、一時600円超高=米国株上昇で心理改善
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手