4月都内物価、1.6%上昇=2年1カ月ぶりの低い伸び―総務省
総務省が26日発表した4月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.4と、前年同月比1.6%上昇した。32カ月連続のプラス。ただ、伸び率は前月(2.4%)から鈍化し、22年3月(0.8%)以来、2年1カ月ぶりの低さとなった。
日銀が物価上昇目標としている2%を下回るのは今年1月(1.8%)以来。
生鮮食品を除く食料は3.2%上昇。乳卵類や菓子類などの価格が落ち着き始め、昨年7月の9.0%上昇を直近のピークとして上昇幅が低下し続けている。都が高校授業料の実質無償化について今年度から所得制限を撤廃したことで、公立高校の授業料は94.5%、私立高校の授業料は61.7%それぞれ下落した。
エネルギーは2.9%下落。政府の負担軽減策の押し下げ効果が薄れたほか、原燃料費の上昇などで、下落幅は縮小傾向にある。
生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数はそれぞれ1.8%上昇した。
東京都区部の指数は、5月24日に公表される全国消費者物価指数の先行指標となる。
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