2024-04-26 05:17スポーツ

悔しさ残る大一番=小川、無念の途中交代―オランダ・サッカー

オランダ杯決勝のフェイエノールト戦、競り合うNECナイメヘンの小川(右)=21日、オランダ・ロッテルダム(AFP時事)
オランダ杯決勝のフェイエノールト戦、競り合うNECナイメヘンの小川(右)=21日、オランダ・ロッテルダム(AFP時事)

 【ロッテルダム(オランダ)時事】サッカーのオランダ・カップ決勝が21日に行われ、小川航基が所属するNECナイメヘンは、上田綺世のフェイエノールトに0―1で敗れた。1900年創設のクラブにとって初となる主要タイトルをもたらすことができず、小川は「こういうところで結果を残せる選手にならないと」と悔やんだ。
 小川は定位置の1トップで出場した。前半30分にはポストプレーから味方のゴールを演出したかに見えたが、オフサイドの判定。徐々に存在感が消え、1点を追う後半途中に退いた。「もっといいパフォーマンスができれば交代はなかった」と振り返った。
 決勝こそ不発だったが、26歳は今やチームに欠かせない。昨夏、横浜Cから期限付き移籍で加入。開幕戦で初ゴールを決めるなどリーグ戦は27試合で10得点。オランダ杯も4得点と決勝進出に大きく貢献した。活躍が認められ3月には4年ぶりに日本代表に復帰するなど充実のシーズンを送っている。
 残り4試合のリーグ戦も重要だ。チームは現在6位で、欧州リーグに出場できる4位のAZアルクマールとは勝ち点8差。直接対決も残している。「チームはどんどん良くなっている。上位を狙える残り4試合。サポーターとも喜びを分かち合いたい」と小川は言葉に力を込めた。
[時事通信社]

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