高校生運営の水族館、リニューアル=愛媛県大洲市〔地域〕
愛媛県大洲市の県立長浜高校水族館部が運営する「長高水族館」が、同校に隣接する市長浜保健センターへ移転した。部員が育てた淡水、海水魚など150種2000点の生き物を鑑賞できる。
同センターが建つ以前、この場所には四国初の「長浜水族館」があったが、1986年に閉館。長高水族館は99年に校内で開館し、高校生が運営する水族館として注目を集めている。全国公募校で、水族館部へ入るため県外から入学する生徒もいるという。
長高水族館は近年施設が老朽化し、部員数の増加もあって手狭となり、移転を決定。住民に親しまれた長浜水族館と同じ場所でのリニューアルとなった。
長高水族館は毎月第3土曜に一般公開。部員95人による生き物の説明や、吹奏楽部による演奏など、全校で盛り上げるのが特長。入場無料、完全予約制、詳しくは同校ホームページから。
[時事通信社]
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