大坂、完勝発進=パリのメダルにも意欲―マドリードテニス
大坂はバックハンドで勝利を決めると右拳を握った。1度もブレークを許さずに完勝し、「良い気分。いいスタートが切れた」。安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
第1セットは5―4の第10ゲームでこの試合初のブレーク。流れを引き寄せると、持ち味の強烈なフォアハンドで押し込み、「興奮した」。相手が多用したドロップショットにも食らい付き、第2セットは2度ブレークを奪って圧倒した。
優勝経験のない苦手なクレーコートで2年ぶりの白星。「クレーで優勝したい。適応しようとしている」。出場権を得られる見込みのパリ五輪もクレーで行われる。「できればメダルを取りたい」と意欲を示した。(マドリード時事)
[時事通信社]
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