「稲妻」の最速アーチ=大谷、2戦連発―米大リーグ
快音を残した打球が右中間の二階席に飛び込むと、敵地がどよめいた。ドジャースの大谷が九回、ナショナルズの救援右腕が投じたスプリットを完璧に捉えて2戦連続アーチ。打球速度は118.7マイル(約191キロ)で、大リーグ公式サイトによると本塁打では自己最速。飛距離は約137メートルだった。
首都ワシントンでの自身初めての一戦で強烈な印象を残した。涼しい顔でベースを周回した大谷本人をよそに、ベンチでは驚きの声が上がった。
ロバーツ監督は「稲妻のようだった。あのような打球を打てるのはジャッジやスタントン(ともにヤンキース)らごく一部だけ」と感嘆し、アウトマンはため息交じりに「ミサイルだ。とてつもなかった」。五回の好機で中飛に倒れるなど第4打席まで無安打だったが、最後に快音を響かせて8戦連続安打とした。
試合前には、約20メートルの距離でキャッチボールを行った。1球ずつ感触を確かめるように約60球。投球プログラム再開後から順調に距離を伸ばしており、力強さも増してきた印象だ。(ワシントン時事)
[時事通信社]
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