日本ハムの北山、堂々の初完封=終盤まで球威落ちず―プロ野球
マウンドで腕を振る姿は頼もしかった。日本ハムの3年目右腕、北山がプロ初完投で初完封。「一人で投げ切る投手になるのが一つの目標だった」。見事な116球。その表情は充実感に満ちていた。
7イニングが自己最長だった北山にとって、八回からのマウンドは未知の世界。それでも武器にする速球の威力は落ちない。九回の最後の打者に、雄たけびを上げながら投じた直球は152キロ。空振り三振で試合を締めた。
七回1死までパーフェクトに抑えた3日の楽天戦は、初安打を許した後に失点して途中降板。球数は100球を超えた。しかし、この日は「うまく強弱をつけられた」。要所を見極めて球威を生かした。
京産大からドラフト8位で2022年に入団し、1年目はリリーフ。先発に転向した昨季は6勝を挙げたが、夏場に調子を落として2軍落ちした。悔しさを晴らすべく臨んだシーズンで、早くも2勝。「順調にきている部分もあるので自信にはなる。引き続き頑張りたい」。実直な北山らしい謙虚な言葉で誓った。
[時事通信社]
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