2024-04-18 05:18スポーツ

山本「次はフルで」=中国戦は不完全燃焼―サッカーU23日本代表

アラブ首長国連邦戦に向け練習する日本の山本(中央)=17日、ドーハ
アラブ首長国連邦戦に向け練習する日本の山本(中央)=17日、ドーハ

 【ドーハ時事】パリ五輪を目指すサッカー男子のU23(23歳以下)日本代表は17日、同五輪アジア最終予選を兼ねたU23アジア・カップ(カタール)の1次リーグB組第2戦、アラブ首長国連邦戦(19日)に向け、ドーハで調整した。16日の中国戦で出場時間が長かった選手は宿舎で調整。前半22分に退いた山本理仁(シントトロイデン)はボール回しなどで汗を流し、「全く疲れていない。次はフルで」と意欲を見せた。
 1―0で勝った中国戦では最終ラインの一角、西尾(C大阪)が一発退場になり、DFを入れるために中盤の山本が下げられた。「妥当。プレーヤーとしては悔しいが、しょうがない」と受け入れた。
 東京Vの下部組織で育ち、G大阪を経て昨夏ベルギーへ。技術が高く、周囲の選手を生かせるのが魅力だ。大岩ジャパンが発足した2年前から常連で、今大会では副キャプテンを務める。
 昨年3月にドイツに遠征した際には、17日に今季限りでの現役引退を表明した長谷部(アイントラハト・フランクフルト)から激励を受けたことがある。「僕らが小さい頃の日本代表を引っ張った方。そういう選手に、『すごいな日本』と思ってもらえるように、五輪のような舞台で戦いたい」と誓った。
[時事通信社]

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