2024-04-17 22:05スポーツ

押され続けた横浜M=耐えに耐えて0―1―ACLサッカー

蔚山戦で相手選手と競り合う横浜Mの天野(右)=17日、韓国・蔚山(AFP時事)
蔚山戦で相手選手と競り合う横浜Mの天野(右)=17日、韓国・蔚山(AFP時事)

 敵地に乗り込んだ横浜Mの準決勝初戦。「球際のところで負けてはいけない」。2年前に蔚山に在籍していた天野が警戒した通り、相手は激しく迫ってきた。引き分けで終えられれば理想的だったが、耐えに耐えての1失点。よくしのいだと受け止めるべきだろう。
 鋭い出足に押されてミスが目立ち、攻撃はヤンマテウス、アンデルソンロペスの個人技頼みに。蔚山には3人目の動きをうまく使われ、「やっぱり個々の能力が高い。どの選手もボールを持てる」と天野。後手に回る場面が多かった。
 好機がなかったわけではなく、後半は決定的な場面を2度つくったが助っ人2人が珍しくシュートをミス。その間はピンチの連続だった。GKポープの好守に加え、ポストやオフサイドに救われる運もなければ、最少失点では済まなかった。
 蔚山は過去に何度も日本勢に立ちはだかってきた。悲願のアジア制覇へ向けて乗り越えなくてはならない相手。「必ず借りを返す。僕自身もチームを勝たせる準備をしたい」とポープ。まだ180分の半分を終えただけ。ホームで挽回するチャンスは十分にある。(蔚山時事)
[時事通信社]

蔚山戦でシュートを放つ横浜Mのヤンマテウス(中央)=17日、韓国・蔚山(AFP時事)
蔚山戦でシュートを放つ横浜Mのヤンマテウス(中央)=17日、韓国・蔚山(AFP時事)

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