2024-04-17 21:59経済

米国がパビリオン起工式=駐日大使「平和的試み重要」―大阪・関西万博

2025年大阪・関西万博の米国パビリオンの起工式に出席したエマニュエル駐日米大使(左から3人目)=17日午前、大阪市此花区
2025年大阪・関西万博の米国パビリオンの起工式に出席したエマニュエル駐日米大使(左から3人目)=17日午前、大阪市此花区

 2025年大阪・関西万博に出展する米国のパビリオン起工式が17日、大阪市の人工島「夢洲」の会場予定地で行われた。エマニュエル駐日米大使は、中東情勢の緊迫化などを念頭に「万博は人々を集めて将来を想像する場所だ。今世界で起きていることを考えると、こうした平和的な試みが重要だ」と訴えた。
 米国パビリオンのテーマは「共に創出できることを想像しよう」。日本の「わび・さび」から着想を得た三角形の建物2棟から構成され、米国旅行や宇宙探査などを疑似体験できる展示を予定している。
 参加国が自前で整備するタイプのパビリオンは、資材価格の高騰や人手不足の影響で建設の遅れが表面化している。ただ、米国の担当者は準備状況について「予定通りだ」と強調。来月上旬に着工し、来年1月には完成する見通しだという。 
[時事通信社]

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