2024-04-17 10:13スポーツ

退場を追い風、逆転突破=PSG、敵地で4ゴール―サッカー欧州CL

バルセロナ戦でゴールを決め、喜ぶパリ・サンジェルマンのエムバペ(左)=16日、スペイン・バルセロナ(EPA時事)
バルセロナ戦でゴールを決め、喜ぶパリ・サンジェルマンのエムバペ(左)=16日、スペイン・バルセロナ(EPA時事)

 後半44分、パリ・サンジェルマン(PSG)の勝利を決定づける4点目が決まる。この日2ゴール目となったエース、エムバペを中心に歓喜の輪ができた。
 立ち上がりから攻勢をかけるも、前半12分、バルセロナに最初のチャンスを生かされ先制された。第1戦を2―3で落としたため、この時点で2点を追う状況となったが、焦らず自分たちのプレーを貫いた。追い風となったのは前半半ばすぎ。相手がDFの一発退場で10人となった。ここから一方的に攻め込み、デンベレのゴールで1点を返した。
 後半も主導権をにぎり、9分にビティーニャがミドルシュート、16分にエムバペがPKを決めてこの時点で2戦合計5―4と勝ち越し。バルセロナの反撃を受けたものの、最後に相手CKからのカウンターでとどめを刺した。第1戦後、批判を浴び続けていたルイスエンリケ監督は「最高に満足。われわれは今季最高のバルセロナを攻守に上回った」と喜んだ。
 2016~17年シーズンの決勝トーナメント1回戦。指揮官はバルセロナを率いてPSGと当たり、初戦0―4の大敗から、語り草の大逆転勝利を演じた経験がある。「当時は優勝できなかった。今回はこの勝利がより大きな成功につながることを願っている」と期待を込めた。(バルセロナ時事)
[時事通信社]

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