2024-04-09 19:13World eye

英仏協商締結120年、衛兵交代式に双方の兵が初参加

【ロンドンAFP=時事】英仏軍は8日、英仏協商(アンタント・コルディアール)の締結から120年を祝い、フランスのエリゼ宮(大統領府)と英国のバッキンガム宮殿の外でお互いの衛兵交代式に初参加した。≪写真は、英ロンドンのバッキンガム宮殿で行われた衛兵交代式に参加するフランス共和国親衛隊員〈手前右〉≫
 1904年に調印された英仏協定は、ナポレオン戦争後の両国の関係改善を強固なものとし、今日に至るまでの同盟関係の礎と見なされている。
 ロンドンのバッキンガム宮殿の前で行われた衛兵交代式には、仏兵が参加。エドワード王子と妻ソフィ妃、英国軍のパトリック・サンダース参謀総長とフランスのピエール・シル陸軍参謀長が閲兵した。
 一方、パリのエリゼ宮の外では、エマニュエル・マクロン大統領と英国の駐仏大使メナ・ローリングス氏が、英国の衛兵が交代式に参加する様子を観覧した。
 その後、仏軍合唱団が両国の国歌、「ゴッド・セーブ・ザ・キング」とフランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」を歌った。
 マクロン氏は、ソーシャルメディアに投稿された動画で「英仏協商は2国間関係を維持する要」だとし、英語で「アンタント・コルディアール万歳、英仏友好万歳」と述べた。
 英国のリシ・スナク首相もマクロン氏との電話会談で、「両国の永続的な友好関係の象徴」だとし、締結120周年を称賛した。【翻訳編集AFPBBNews】

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