ガイアナとの係争地に米が「秘密軍事基地」設置 ベネズエラ大統領
【カラカス(ベネズエラ)AFP=時事】南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は3日、同国が領有権を主張している、石油資源が豊富なガイアナのエセキボ地域に米国が「秘密軍事基地」を設置したと非難した。≪写真は、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体〈CELAC〉首脳会議でガイアナのイルファーン・アリ大統領と握手を交わすニコラス・マドゥロ大統領〈左〉。大統領府提供≫
マドゥロ氏は「ガイアナの暫定管理下にある『グアヤナエセキバ』地域に米南方軍、中央情報局(CIA)の組織が秘密軍事基地を設置したとの情報がある」と語った。
その上で、基地はベネズエラ南・東部の住民に対する「侵略」であり、係争地をめぐる対立をあおろうと準備していると述べた。
マドゥロ氏はさらに、ガイアナのイルファーン・アリ大統領は自国を統治していないと主張。「ガイアナは米南方軍とCIA、(米石油大手)エクソンモービルに支配されている」と語った。
エセキボ地域はガイアナ領の約3分の2を占め、1世紀以上にわたり同国が管理している。しかし、エクソンモービルが2015年に同地域の沖合で油田を発見したのを受け、ベネズエラとの対立が鮮明となっている。【翻訳編集AFPBBNews】
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