春の足音、桜名所にぼんぼり=能登鹿島駅―石川・穴水町
能登半島地震で被害を受けたのと鉄道能登鹿島駅(石川県穴水町)で31日、地元住民が桜の開花を前に夜桜を照らすぼんぼりを設置した。
同駅は「能登さくら駅」の愛称で親しまれる桜の名所。1932年の旧国鉄七尾線の開通時に植樹されたのが始まりで、樹齢は100年に近い。周辺に植えられた約100本のソメイヨシノが線路上を覆う景観は「桜のトンネル」と親しまれ、県内外から多くの花見客が訪れるという。
この日は地元住民が集まり、駅前広場やホーム上に約60個のぼんぼりを設けた。地元保存会の堂前勇次郎会長(82)は「仮設住宅の設置や復旧作業で業者が忙しく、今年はライトアップを縮小せざるを得ない。復興はまだ遠いが、高齢の桜も花を咲かそうと頑張っている。私たちも見習っていきたい」と話した。
同駅を含む能登中島―穴水間は地震の影響で運休しているが、4月6日に運転が再開される予定。
[時事通信社]
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