2024-03-28 05:13スポーツ

今永、奪三振で存在感=本拠地開幕戦でデビューへ―米大リーグ・カブス

アスレチックスとのオープン戦で力投するカブスの今永昇太=14日、米アリゾナ州メサ
アスレチックスとのオープン戦で力投するカブスの今永昇太=14日、米アリゾナ州メサ

 【ロサンゼルス時事】米大リーグのカブスに加入した今永昇太投手(30)が、4月1日(日本時間同2日)にシカゴで行われる本拠地開幕戦で公式戦デビューを迎える。主軸投手としての期待を背負う左腕は「初登板の時には、今まで味わったことのない緊張感になる。いいイメージを膨らませながら調整したい」と待ち望む。
 日本での実績や国際大会での活躍が評価され、オフに4年総額5300万ドル(約80億円)とされる大型契約でカブス入り。「すべてを受け入れることが大事」と積極的にチームに溶け込み、オープン戦では計12回3分の2を投げて25奪三振をマーク。失点を重ねる登板もあったが、高い奪三振率で存在感を示した。
 春季キャンプでは、力みのない投球フォームから質の高い速球を投げることに注力してきた。14日のアスレチックス戦では、五回途中で9三振を奪い、「自分の持っているストレートをコンスタントに投げ続けられた」。納得のいく投球内容に自信を深めた。
 チームは戦力の伯仲したナ・リーグ中地区で、4年ぶりのプレーオフ進出を目指す。先発ローテーションの中心として「1年間投げ切るというところを求められている」。自覚を胸にマウンドに立つ。 
[時事通信社]

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