2024-09-19 10:12社会

電動ボード事故、17%が飲酒運転=ヘルメット着用率は4%―警察庁

警視庁玉川署が開いた交通安全教室で、電動キックボードの事故を実演するスタントマン=5月24日
警視庁玉川署が開いた交通安全教室で、電動キックボードの事故を実演するスタントマン=5月24日

 今年1~6月に起きた電動キックボードなど「特定小型原動機付き自転車」による交通事故のうち、飲酒運転のケースが17.2%あったことが19日、警察庁のまとめで分かった。自転車や原付きバイク(各1%程度)を大幅に上回った。努力義務のヘルメットの着用率は4.2%にとどまった。
 昨年7月の改正道交法施行により、一定の基準を満たす電動キックボードなどは特定小型原付きに分類。16歳以上が運転免許なしで利用でき、乗車中のヘルメット着用が努力義務となっている。
 警察庁によると、今年上半期に発生した特定小型原付きの事故は134件で、うち23件で運転者が飲酒していた。飲酒事故の7割は午前0~5時台に起き、利用目的は「私用・飲食」が最多だった。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集