2024-03-28 10:10社会

昨年のストーカー検挙過去最多=DV相談は20年連続更新―警察庁

ストーカー事案の検挙と禁止命令の件数
ストーカー事案の検挙と禁止命令の件数

 昨年のストーカー規制法違反の検挙が前年比53件増の1081件に上り、過去最多を更新したことが28日、警察庁のまとめで分かった。同法に基づく禁止命令も12.6%増の1963件で最多となり、初めて警告数を上回った。
 全国の警察に寄せられたストーカー相談は前年から3.7%増え、1万9843件。2012年以降は2万件前後で高止まり状態が続く。住居侵入や脅迫など、刑法などに基づく検挙は1708件あり、4年連続で増加した。
 付きまといなどを禁じる禁止命令のうち6割は、緊迫性が高いため加害者への聴聞などを経ない緊急禁止命令だった。一方、警告件数は17年以降減少傾向にあり、前年比17.9%減の1534件だった。法改正により、警告を経ずに罰則を伴う禁止命令を出せるようになったことなどが背景にあるという。
 16年に始まった加害者に治療やカウンセリングを促す取り組みでは、過去最多の1747人に受診を求めた。176人が治療を受けたものの、1465人は拒否した。
 配偶者などパートナーによる暴力(DV)の相談件数は20年連続で増加し、前年比4.9%増の8万8619件に上った。被害を受けたのは女性が6万2444人、男性が2万6175人だった。被害者への接近などを禁ずる保護命令違反の検挙は49件、刑法などでの検挙は8636件で、9割が暴行と傷害だった。 

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