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2024-02-19 18:03World eye

９９歳カーター元米大統領、在宅ホスピスケア１年

【ワシントンＡＦＰ＝時事】ジミー・カーター元米大統領は１８日、在宅ホスピスケア（終末治療）を受け始めてから１年を迎えた。カーター氏はこの間に９９歳の誕生日を迎え、７７年連れ添ったロザリン夫人を亡くした。≪写真はロザリン夫人の葬儀に参列したジミー・カーター元米大統領。ジョージア州プレーンズのマラナサ・バプティスト教会で≫
　カーター氏は昨年、病院での積極的な延命治療は行わず、南部ジョージア州プレーンズの自宅で余生を過ごすことを決めた。
　ＮＧＯカーター・センターは米メディアへの声明で「ホスピスケアに入ってから１年、カーター元大統領は家族と共に自宅で過ごしている」「カーター家はこの１年間に多くの愛情表現を受け、プライバシーを尊重され続けたことを感謝している」と述べた。
　家族としてもカーター氏の決断について、全米の多くの家庭がこの重要な問題について議論するためのきっかけづくりになったことを喜んでいるという。
　ノーベル平和賞受賞者でもあるカーター氏は、存命の米大統領経験者の中で最高齢。ロザリン夫人との結婚期間も、ジョージ・Ｈ・Ｗ・ブッシュ元大統領とバーバラ夫人の７３年を上回り、歴代の米大統領夫妻の中で最長となっている。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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