保育施設で4カ月乳児死亡=うつぶせ寝、遺族「経緯明らかに」―東京
東京都世田谷区の認可外保育施設「託児ルームバンビーノ」で昨年12月、うつぶせの状態で寝ていた生後4カ月の乳児が死亡していたことが7日、分かった。遺族は同日、東京都内で記者会見し、「二度と悲劇が起きないようにすることがせめてもの弔いになる」と話し、区などに死亡の経緯に関する調査の徹底を求めた。
亡くなったのは男の子で、真渚己ちゃん。昨年12月13日午後3時15分ごろ、呼吸停止の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。
遺族によると、真渚己ちゃんの健康状態は良好で、健診で異常を指摘されたことはなかった。うつぶせで置かれたために窒息死したと主張し、「施設の管理体制に重大な問題があった」と訴えた。
施設の野崎悦生園長(58)は取材に対し、真渚己ちゃんをうつぶせで寝かせていたことを認めた上で、「事故が起きたのは、園長として配慮が足りなかった」とした。
警視庁北沢署は死因の特定を急ぐとともに、業務上過失致死容疑を視野に捜査している。
[時事通信社]
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