「内田洋」で数十年住み込み=偽名か、桐島容疑者名乗る男―連続企業爆破で指名手配・警視庁
1970年代の連続企業爆破事件に関与したとして指名手配された過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者(70)を名乗る男が、「内田洋」の名前で数十年間、神奈川県の工務店に住み込みで働いていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁公安部は偽名の可能性があるとみて状況を詳しく調べるとともに、本人確認を急いでいる。
捜査関係者によると、男は入院前、同県藤沢市の工務店に数十年間、勤務していた。「内田洋」の名前を使っていたといい、工務店側は桐島容疑者である可能性を認識していなかったとみられる。
男は末期の胃がんで、同僚に付き添われて今月、同県鎌倉市の病院に入院した。健康保険証などの身分証は所持しておらず、当初、病院に対しても名前を「内田」としていたとみられるが、「最期は本名で迎えたい」と話して桐島聡と名乗り、25日から公安部が事情を聴いている。
男の容体は、意思疎通はできるものの重篤だという。公安部は男からの聴取内容の裏付け捜査を進めながら、DNA型鑑定などで身元を特定する方針。
[時事通信社]
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