日米、トマホーク一括取得契約=400発、旧型変更で400億円減
防衛省は18日、米国製巡航ミサイル「トマホーク」(射程約1600キロ)導入に向け、日米両政府間で正式に契約を締結したと発表した。2025~27年度に最大400発を取得する内容。導入前倒しのため一部を旧型に変更したことから、取得費は今年度予算に計上していた2113億円から1694億円に減った。
木原稔防衛相は同日、防衛省で米国のエマニュエル駐日大使と会談し、「トマホークはわが国のスタンド・オフ防衛能力強化に資するものだ」と強調。エマニュエル氏は、自衛隊に対するトマホーク運用訓練を3月にも開始できるとの見通しを示した。
防衛省は当初、最新型の「ブロック5」400発を26、27両年度で取得する計画だったが、200発を一世代前の「ブロック4」に置き換えて1年早めることで23年10月に米側と合意した。ブロック4と5は通信方式が異なるが、射程などは同等という。海上自衛隊のイージス艦で運用する発射制御用コンピューターなど関連機材847億円分も契約した。
航空自衛隊のステルス戦闘機F35Aに搭載するノルウェー製の対地・対艦ミサイル「JSM」(射程約500キロ)についても新たな契約を締結したと発表。26年度の取得を予定する。コロナ禍で製造が遅れているJSMの18年度契約分については、24年度の取得を目指し調整している。
[時事通信社]
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