2023-12-22 17:24スポーツ

佐久長聖の戦力充実=女子は仙台育英など軸か―全国高校駅伝

昨年の全国高校駅伝で佐久長聖の吉岡大翔(右)をかわし、先頭に立つ倉敷のキバティ=2022年12月25日、京都市内
昨年の全国高校駅伝で佐久長聖の吉岡大翔(右)をかわし、先頭に立つ倉敷のキバティ=2022年12月25日、京都市内

 師走の都大路を駆ける全国高校駅伝が24日、たけびしスタジアム京都を発着点とするコースで行われる。第74回の男子は都道府県代表の47校、第35回記念大会の女子は地区代表を加えた58校が出場。男子は7区間42.195キロ、女子は5区間21.0975キロで争う。
 【男子】佐久長聖(長野)が優勝候補筆頭。山口、浜口、永原ら5000メートル13分台の自己記録を持つ選手をそろえ、2位だった前回よりも充実した布陣で臨む。
 対抗は前回、大会新記録で優勝した倉敷(岡山)か。前回の3区で区間新記録を樹立したキバティ、4区区間賞の桑田、7区2位の檜垣が健在で、1年の北村にも期待がかかる。
 9月に5000メートルで日本高校歴代2位の13分28秒78をマークした折田を擁する須磨学園(兵庫)、仙台育英(宮城)、洛南(京都)も上位をうかがう。
 【女子】仙台育英(宮城)と神村学園(鹿児島)が軸か。仙台育英は2位に入った前回にアンカーを務めた細川や、2区2位のジェロップが中心。橘山と長岡も11月の東日本女子駅伝で区間賞を獲得した。神村学園は全国高校総体1500メートル、3000メートル2冠のカロラインに好位置でつなぎたい。1年の瀬戸口も重要区間を任されそうだ。
 立命館宇治(京都)は高校総体1500メートル6位の山本、同7位の大西が引っ張る。前半でリードを奪い優勝争いに絡みたいところだ。
[時事通信社]

高校総体の陸上女子1500メートルで優勝した神村学園のカロライン=8月3日、札幌市内
高校総体の陸上女子1500メートルで優勝した神村学園のカロライン=8月3日、札幌市内
昨年の全国高校駅伝で力走する仙台育英の細川あおい=2022年12月25日、京都市内
昨年の全国高校駅伝で力走する仙台育英の細川あおい=2022年12月25日、京都市内

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